2025/11/19
冬のきものに映える雪輪文様

着物の柄は、ただ美しいだけではなく、一つひとつに意味や由来が込められています。
春夏秋冬の移ろいを映した文様は、季節を感じながら着物を選ぶ楽しさを広げてくれます。
なかでも、冬の装いにぴったりなのが「雪輪」です。
冬景色を思わせるこの文様は、古くから多くの人に愛されてきました。
雪の結晶をモチーフにした雪輪は、四季を通じて使われる文様ですが、冬の着物に合わせると季節の趣がひときわ美しく引き立ちます。
雪輪の文様の由来
雪輪は、平安時代の書物にも意匠として登場する歴史ある文様です。
雪そのものは、豊作をもたらす恵みの象徴とされてきたことから、五穀豊穣への願いが込められているといわれます。
また、丸くかたどられた形には、物事が円満に収まるようにという意味も重ねられ、縁起の良い文様として親しまれてきました。
ご利用シーン
現在では、小紋や訪問着、附下げなど幅広い種類の着物に用いられ、白や水色、銀糸との組み合わせによって、冬らしい清らかさが一層引き立ちます。
冬の挨拶回りや食事会、初詣など、季節の行事にもよく映える文様です。
三文字屋呉服店でも「雪輪文様」をはじめ、季節の文様をあしらった着物や帯を多数ご用意しております。
ぜひ店頭にて、実際の質感や色合いをお確かめください。

